手汗の原因は二つあります。ひとつは暑いと感じるとき。もうひとつは…
手汗の原因は二つあります。
ひとつめの原因は温度。気温や室温が高く、暑いと感じるとき 。もうひとつの原因は、自律神経のバランスをコントロールするための交感神経と副交感神経のうち、緊張やストレスが強いと活発になる 交感神経が働きやすい体質の人 が手汗をかきやすいといわれています。
暑いと感じるときと緊張したときに手汗をかくのは誰しも同じですが、手汗を人よりたくさんかいてしまう人は、緊張しやすいことを含め、手汗をかいてしまうことを気にしすぎるあまり、緊張やストレスから交換神経が強く反応し、さらに汗が止まらなくなる悪循環に陥っている、という状態が、手汗の原因になっていることが多いようです。中学生・高校生のころの私はとくにこの状態でした。
寒い冬でもパソコンやスマホに向かったり、人と接触するときに意識しすぎてつい手に汗をかいてしまうというのは(生理的な原因もありますが)交感神経の過敏な反応(精神的な原因)によるものが大きいです。
私の場合は、気温が低い冬場は、夏場よりも手汗がだいぶ軽減されるように思います。ただ、暖房が効きすぎている部屋では、いちばん最初に手から汗が出てきてしまうということはよくあります。
リラックスできているときは、自分では気づかないうちに副交感神経が働いて手汗を抑制してくれているようですが、歳を重ねていろんな人と出会い経験を積んでいくうちに開き直ることも覚えてきたせいか、手汗をコントロールできることも多くなりました。