ミョウバン水で手汗を抑える【03】ミョウバン水を直接手のひらに塗る方法
今回は、ミョウバン水を直接、手のひらに塗って、手汗を抑える方法をご紹介します。
今回ご紹介する方法は、ミョウバン水を薄めずに使いますので、ミョウバン水を初めて使うかたは、かぶれや炎症、発疹、かゆみなどの症状が出る場合もありますので、別記事で説明させていただいている薄めたミョウバン水を手のひらにスプレーする方法を先に試してから、今回ご紹介する方法を行なってください。
薄めたミョウバン水をスプレーで手のひらに塗る方法
ミョウバン水の作り方は こちらの記事 で説明しています。
それでは、ミョウバン水(ミョウバン液)を作った、薄めたミョウバン水を手のひらにスプレーして、かぶれや炎症・発疹・かゆみなどの副作用は出なかった、という前提で、ミョウバン水を直接手のひらに塗って、手汗を抑える方法を解説していきます。
用意するもの

ペットボトル(500ml)に入れたミョウバン液(ミョウバン水)を用意します。今回は、500ミリリットルのペットボトルでミョウバン水を作りましたが、1.5リットルや2リットルのペットボトルでもかまいません。保存場所や使い勝手の良さから、ミョウバン水は500ミリリットルのペットボトルがおすすめです。
ミョウバン水を直接手のひらに塗る方法

ミョウバン水を手のひらに付けます。付ける量の目安は、手のひらにくぼみを作って、そのくぼみにミョウバン水が埋まる程度。

両手でミョウバン水(ミョウバン液)をよくすり込みます。

ミョウバン水を手のひら全体に染みこませると、こんな感じになります。

そのまま乾くのを待つか、軽くハンドタオルなどで拭いてください。
かぶれや発疹・かゆみなどの症状が出たら、水でミョウバン液をよく洗い流してください。万一、かぶれなどの症状が改善されない場合は、皮膚科に相談してください。
冒頭でも触れましたが、はじめてミョウバン水を使うかたは、この方法ではなく、ミョウバン水を薄めてスプレーする方法をまずはお試しください。
ミョウバン水で手汗を抑える

ミョウバン水を手のひらに塗るのは寝る前がおすすめです。ミョウバン水を塗ってみて、かぶれや炎症を起こさないようなら、1週間から3週間、毎日塗って、手汗の軽減がみられるかどうか、試してみてください。
かぶれや炎症を起こしたらただちにミョウバン水の使用は中止してください。
ミョウバン水で手汗が止まるの?

ミョウバン水は手汗を抑える効果が期待できますが、もちろんミョウバン水を使っても手汗にはまったく効かなかったというかたもいらっしゃいます。私もミョウバン水の効果は実際それほど実感できませんでした。ミョウバン水で手汗が出にくくなったというかたもいらっしゃいます。ミョウバン水の効果には個人差があるということですね。
ですからミョウバン水は、あなたの手汗に効く場合もありますし、効かない場合もあります。また、ミョウバン水は薬ではありませんので、手汗が治るとか、手汗が完治するというものではありません。あくまでも一時的に手汗を抑えるというものです。
ミョウバン水で手汗が止まらなかった場合は、
・ 塩化アルミニウム液を使って手汗を止める方法
・ 手汗専用の制汗ローション(デトランスα)を使った方法
を別記事で解説していますので、そちらの記事もご覧ください。