ミョウバン水で手汗を抑える【01】ミョウバン液の作り方
手汗を抑える薬品として塩化アルミニウムが知られていますが、漬け物を作るときに使われる食品添加物のミョウバンでも塩化アルミニウムと同じような効果が期待できます。
ミョウバン(焼きミョウバン)はスーパーやドラッグストアで100円前後で購入できますので、制汗作用のあるミョウバンを使って手汗を抑える方法を解説していきます。
ミョウバン水(ミョウバン液)とは

ミョウバンはナスの漬け物を作るときにナスの変色を防ぐのに使われたり、パンやケーキを焼くときにベーキングパウダー(ふくらし粉)として使われています。
ミョウバン(焼きミョウバン)を水道水に溶かしたものを「ミョウバン水」または「ミョウバン液」と呼び、そのまま使ったり、水道水で薄めたりして、制汗剤として、脇や手足など汗を抑えたい部分に塗って使用します。
準備するもの

・ 焼きミョウバン(20g)
・ 空ペットボトル(500ml)
・ 水道水(500ml)
ミョウバンはスーパーなどの調味料や漬け物用品コーナーで売られている「焼きミョウバン」を使います。50グラム入りで100円前後で購入できます。
今回は、500ミリリットルのペットボトルを使ってミョウバン液を作る方法を説明しますが、1.5リットルのペットボトルを使ってミョウバン液を作る場合は、50グラムの焼きミョウバンを用意してください。
ミョウバン液を作るときは水道水の原水を使ってください。浄水器を通した水道水や市販のミネラルウオーターだと塩素が入っていないので、夏場の時期などは、ミョウバン液の腐敗が早くなってしまいます。
ミョウバン液の作り方

ミョウバン液の作り方は簡単です。
ペットボトル(500ml)に水道水と焼きミョウバン(20g)を入れて、よく振ります。



ミョウバンは水に溶けにくく、最初はミョウバンが浮いていますが、数日で水に溶けますので、溶けるまで涼しい場所に置いてください。

ミョウバンが水に溶けきって透明になったらミョウバン液のできあがりです。
500ミリリットルのペットボトルだと、1~2日、1.5リットルのペットボトルだと、2~3日で、ミョウバン液が作れます。
ミョウバン液を作るときの注意点

焼きミョウバン20グラムはスプーン約10杯分なのでけっこう量があります。
ミョウバン液を作るとき、最初にペットボトル(500ml)に水道水をいっぱいに入れてしまうと、焼きミョウバンが入らなくなってしまいます。
最初、ペットボトル(500ml)には、水道水を400ミリリットルほど入れて、そこに焼きミョウバンを20グラム入れてから、よく振って、そのあとペットボトルいっぱいになるまで水道水を追加してください。
または、最初に、焼きミョウバン20グラムをペットボトル(500ml)に入れて、そこに水道水を400ミリリットルほど入れ、よく振ったあと、ペットボトルいっぱいになるまで水道水を追加してください。

ミョウバン水で手汗を抑える!
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