手汗に効くツボ|労宮(ろうきゅう)の位置と押し方を画像で解説
手汗に効くツボ「労宮」(ろうきゅう)の位置と押し方を画像で解説していきます。
労宮の位置

労宮の位置は手のひらの真ん中にあります。指を握ったとき(手をグーにしたとき)中指の先端が手のひらに当たる場所が労宮です。
労宮を押すと、副交感神経の緊張が静まり気持ちが落ち着つくので、精神的な不安や心配による手汗には効果的なツボです。
労宮の押し方|反対側の親指で押す

労宮は反対の手の親指で押すのが基本の押し方です。
「少し痛いけど気持ちがいい」という程度の強さで10回ほど押します。右手と左手のツボそれぞれ行なってください。押すときも力をゆるめるときもツボを押すほうの親指は労宮から離さないこと。
労宮の押し方|爪楊枝で突っつく

手のツボは親指で押すのが基本ですが「労宮」を爪楊枝で刺激する方法もあります。爪楊枝を10本ほど用意して輪ゴムで束ねます。爪楊枝の刺激が手のひらに均等に伝わるように爪楊枝の先はそろえてください。

労宮を束ねた爪楊枝で10回~20回ほど突っつきます。右手・左手それぞれ行なってください。爪楊枝を使うと労宮をピンポイントで刺激できますが、ツボの位置を間違えたり、強く押しすぎると逆効果になります。
労宮の押し方|ツボ押し棒で押す

市販の「 ツボ押し棒 」を使って労宮を押す方法もあります。
私はアジアン雑貨のお店で買った ツボ押し棒 を使っています。

労宮を ツボ押し棒 で10回~20回ほど押します。「少し痛いけど気持ちがいい」という程度の強さで、右手と左手それぞれ行なってください。あまり強く押しすぎると逆効果になりますので注意してください。
労宮の押し方|ドライヤーで温める

手のツボ(労宮)はドライヤーで温めると温熱刺激を与えるので、他のツボ押し(ツボ押し棒など)と同じような効果が得られます。ドライヤーで労宮を刺激するときは「熱い」と感じたらすぐに離して、これを10回ほど繰り返します。右手と左手それぞれ行ないます。
労宮の押し方|注意事項

手汗に効くツボ(労宮)を押すときの注意点
・ ツボの位置(場所)を間違えない
・ ツボはゆっくりていねいに押す
・ あまり強く押しすぎない
・ 食後すぐには行なわない
手のあいた時間、テレビを見ながら、電車の中など、気が向いたときに、労宮(ろうきゅう)を押してください。押せばその場で手汗が止まるという即効性は期待できませんが、毎日続けていくことで、緊張する場面でも気持ちが落ち着くようになっていきます。

手汗に効くもうひとつのツボ
>>「合谷」(ごうこく)の位置と押し方はこちらで解説しています。