塩化アルミニウム液の使い方【03】二度塗りしても手汗が止まらない場合
塩化アルミニウムを手のひらに「一度塗り」または「二度塗り」しても手汗が止まらない場合は、コットン手袋に塩化アルミニウム液を染みこませて行なう方法がありますので、今回は、その方法を説明します。

塩化アルミニウム液をはじめて使う方は、今から説明する方法ではなく、別記事で解説した「一度塗り」「二度塗り」からお試しください。
・ 塩化アルミニウム液の使い方【01】手汗にはまずこの塗り方をお試しください。
・ 塩化アルミニウム液の使い方【02】手汗が止まらないときは二度塗りします。
それでは、塩化アルミニウム液をコットン手袋に染みこませる方法を解説します。

塩化アルミニウム液をコットン手袋に染みこませる方法
【01】 コットン手袋に塩化アルミニウムをまんべんなく染みこませる
【02】 塩化アルミニウム液を染みこませたコットン手袋をはめる
【03】 その上からゴム手袋をはめて手首の部分を輪ゴムで止めて密着させる
【04】 数時間から一晩(ひとばん)おく
【05】 手袋を外して洗い流す
※ 用意するもの…塩化アルミニウム液・コットン手袋・ゴム手袋・輪ゴム
※ 手がヒリヒリするなどの症状が出たらすぐにやめて洗い流してください。
以下、注意点を説明していきます。

この方法は就寝前に行なってください。始める前に石鹸で手をよく洗って、そのあとしっかり手を乾かしてください。

コットン手袋を両手にはめて、その上から塩化アルミニウム液をコットン手袋に染みこませます。

塩化アルミニウム液はまんべんなくコットン手袋の手のひら側に染みこませてください。手の甲側には塗る必要はありません。

コットン手袋に塩化アルミニウム液を染みこませたら、その上からゴム手袋をはめます。

ゴム手袋の手首の部分に輪ゴムをはめて密着させます。

その状態で一晩(ひとばん)おいて、翌朝、ゴム手袋とコットン手袋をはずして、塩化アルミニウム液を石鹸で洗い流してください。

最初は毎日行なってください。数日で効果が出始めます。
効果が出始めると、個人差はありますが、数日から一週間前後、手汗が止まります。
効果が出始めたら、手汗が抑えられている間は、塩化アルミニウム液の使用は中止してください。これはとても重要ですので必ず守ってください。
塩化アルミニウム液の使用をやめて、また手汗が出始めたら、塩化アルミニウム液を使います。これを繰り返していきます。
手汗が止まっているときも塩化アルミニウム液を使っていると塩化アルミニウム液が効かなくなってしまいますので注意してください。
手汗が軽減されてきましたら、今回説明したコットン手袋を使った方法から「二度塗り」または「一度塗り」に切り換えて、様子を見ながら塩化アルミニウム液を使う量を調節していってください。

今回お伝えした方法は、塩化アルミニウム液をかなり使いますので、肌がヒリヒリする・肌がかぶれる・赤い発疹(ほっしん)が出るなどの副作用が出た場合は、塩化アルミニウム液の使用はただちに中止してください。

塩化アルミニウム液はAmazonで販売していますが、品切れになっていることも多く、塩化アルミニウム液を入手できない場合、私は デトランスα という手汗専用の制汗ローションを使っています。

デトランスαの使い方や使ってみた私の感想はこちらで紹介しています。
>>手のひらがサラサラになるローション「デトランスα」を使ってみました。